お客様からなんと言われたいか?
2011年5月9日の日経MJ(日経流通新聞)より。
ローソン社長の新浪剛史氏のことば。
『原材料価格が高騰、メーカーからの特売原資が減り、
スーパーとコンビニエンスストアの価格差が無くなっていく。
主婦が「平日は近くのローソンで十分」と考えてくれるよう、
生鮮食品を扱う店を今後3、4年で6000~7000店に増やしたい。』
クライアント企業に「ビジョン」を描くお手伝いをする場合、
「ターゲットのお客様から、なんと言われたら嬉しいですか?
お客様の立場に立って、考えてみましょう」
と提案することがあります。
お客様からなんと言われる会社になりたいのか、を考えることで、
独りよがりではないビジョンになります。
新浪氏のことばでいえば、
3年後のビジョンのひとつは、
「主婦に、“平日は近くのローソンで十分”と言ってもらえる生鮮食品が充実したコンビニエンスストアになる」
ですね。