パキスタンの人たちへリーダーシップの講義
本日は、パキスタンの人たちに「リーダーシップ」に関する講義をしてきました。
時間は、3時間と限られた時間でしたが、パキスタンの人たちは非常に積極的というか、
前向きで、どんどん質問が出て、インターラクティブ(双方向)な研修となりました。
個人的には、予定していた内容をやりきれなかったのですが、それだけ活発に意見交換ができ、
パキスタンの方々にはそれなりに満足をしていただけたのではないかと思っています。
しかし、当初は20名ほどの受講者の予定が、東北地方太平洋沖大地震の発生直後、
受講者の会社から「至急帰国」の命令が出て帰国した人が7~8名いるとのことでした。
海外からすると、東北地方だけでなく、日本全体があのような惨状に見舞われているとの印象があるのでしょう。
それと残ったメンバーのうち数人は、もう気もそぞろで一刻も早く帰国したい、
帰国できなかったらどうしようという不安感でいっぱいといった雰囲気でした。
パキスタンの人たちに言ったこと。
「リーダーシップとは、周りの人たちにより良い影響を与えて、
より良い方向へ行動を促していける力です。
今こそ、日本全体でリーダーシップを発揮できる人が求められていると思います。
また小さな単位、例えば避難所のような場でもリーダーシップのある人がいるといないとでは、
全然雰囲気は違うでしょう」。