会社のビジョンを“形”にする
昨日、岡崎の会社「株式会社アイ・エス・システムズ」へ伺ってきました。
村瀬社長の想いが、さまざまなところで具現化されていて、非常に雰囲気のいい会社です。
村瀬社長の想いのひとつとして、「楽しく働いてもらいたい」と言うのがあります。
訪問した1時間の間でも、仕事を楽しんでやっている感がよく伝わってきました。
なぜ、そう感じたのか?
社員間のコミュニケーションが実に多いんです。何かと話し合っている感じ。
アイ・エス・システムズはその名のとおり、いわゆるシステム開発を手がけている会社ですが、
イメージ的には、こうした会社って、社員がパソコンに向かいっぱなしで、
一人黙々と仕事をしているってイメージがあるんですが、そんなことは全くありませんでした。
それと、なにより、オフィスに入った瞬間の“空気”がいいんです。
コンサルタントとして、いろいろな感謝に伺いますが、その会社の事務所(オフィス)に
入った瞬間に、なんとなくその会社の雰囲気、風土が分かるものです。
『どこの誰が来たんだぁ~』とか『誰が来ても俺には関係ない』っていう感じの社員が多かったりすると、
なんとなくいやぁ~な空気を感じたりします。
が、この空気を感じずに、気持ちよくオフィスに入っていける会社って、
間違いなく、「人を大切にする」風土があるんです。
お客様だけを大事にするってことではなく、下請けさんでも、宅配の人でも、飛び込みの営業マンでも、
誰に対しても、一人の人間として接することが出来るのです。
その風土は、どこから出来上がるかと言えば、
「経営者が社員を大事にする」って想いからだと思うんです。
すると、社員がまた経営者を尊重する、
社員が自分以外のほかの社員をちゃんと尊重するようになって、と言う具合ですね。
村瀬社長は、組織論に関してはかなり勉強されているようです。
あと、この会社で面白かったのは、自分たちの将来ビジョンを“形”にしていること。
具体的な形です。
「我々は、将来、こんなオフィスで働いている」って言うのを模型にしているんです。
無理言って、写真を撮らせてもらいました。
こうした模型を真ん中に、経営者と社員が語り合えるなんて素敵ですね。
追伸
東岡崎駅までの道すがら、岡崎の乙川の風景がきれいだったので、写真に残しました。