素人だからこそできる発想
2010年5月24日放送分のカンブリア宮殿、
食の流通を変える冷凍革命!
~細胞が生きたまま!夢の冷凍技術とは~
ゲスト
アビー社長
大和田哲男氏(おおわだ・のりお)氏
を見ました。(録画してあったので)。
大和田氏は、高校を卒業し、父親が経営していた厨房機器メーカーに就職。
技術者としては全くの素人にもかかわらず、
画期的な冷凍技術を開発。
その技術は、細胞を壊さずに鮮度を保つ冷凍技術として、正解中が注目しているとのこと。
その大和田氏が話されていたことを以下に記します。
この発言から察するに、大和田氏の成功の背景には、
素人だからこそできることは、という逆転の発想と、
夢を持ち続けたことがあるように思われます。
「私は、今でも思うんですが、開発は学問的な裏付けだと、そういうことを
知らないで、かえって素人がやる方が、かえってワイドにものを見れるんじゃないかと思っています」。
「プロほど、諦めが早い。素人の方が何かのきっかけで自分が気がついたことですから、
『なんとかやってみよう、やってみよう』と。ですから、失敗は失敗なんですが、
やっぱりモノづくりって、失敗の中から一つ生まれてくるもんじゃないかなと思っています」。
「生産者が家族を養える給料を取れるようにしたいというのが、ぼくの夢なんです。
ですから、あの若い方たちが、家族を養える、結婚しても家族を養えるというギャランティが
取れれば、私は日本の農業・漁業はこれからまた復活すると思っています。
私は人間の生きていくなかでやはり夢が一番大事だと思っています。
夢を持ちますと必ずその夢に近づきます。ですから夢を持ってほしい。
これは開発に人もモノ作りの職人も、そうですが、
それぞれの人が夢を持つことが、一番大事だと思っています」。