若者の離職率
本日、来年度の管理者研修と営業マン研修についての打ち合わせを、
とあるところでしてきました。
その打ち合わせの際、
「最近の若い人たちの離職率」
が話題に上りました。
(研修の内容とは離れていますが・・・)
先方の担当者:「間違いなく、世の中の傾向として若い人たちの離職率って、
昔より高くなっていますよね」
私:「はい、傾向としては高まっていますね」
担当者:「やっぱり、最近の若い人たちは、我慢が出来なくなっている気はします」
私:「なるほど、若い人たちの我慢する力が低下しているってことですかね」
そんなかんだでいろいろ話をしているうちに・・・
私:「ただ、思うのは、いまの世の中って、以前に比べたら情報量って、
間違いなく多いですよね。
ネットにしろ、本にしろ、情報量は20数年前に比べたら、桁違いです。
つまり、それだけ若い人たちは、勉強しようとすれば、簡単に勉強というか、
情報を得ることはできるわけです。
何がいいたいかというと、新入社員研修をやっていたりして、感じることですが、
若い人たちで、勉強している人は本当によく勉強しています。
心理学とか、組織論とか、ファシリテーションとか、経営のこととか。
耳年増になっている感はありますが、よく勉強しています。
それで、心理学とか組織論、ファシリテーションなんか勉強している子にしてみたら、
上司や先輩のレベルを推し量れてしまうってこともあるかもしれませんね。
まぁ、それで会社を辞めてしまうってこともあるのかもしれないですよ。
若い人だけの問題じゃなく、受け入れる側の問題ってこともあるんじゃないですかね。」
なんてことをお伝えしました。
文章にすると何となく、先方の担当者を批判しているような感じに
受け止められかねないですが、
話の流れやニュアンスとして、決してそんな雰囲気にはなっていません。
担当者の方がいう通り、若い人たちが我慢できなくなっているのはあるかもしれません。
が、それだけを理由にしてしまうと若い人たちにもかわいそうかなと思うわけです。