中東の人たちへマーケティング研修
本日は、今週の月曜日同様JICAの仕事をしてきました。
月曜日は、東南アジアに人たちへのマーケティング研修でしたが、
今日は、中東の人たちへのマーケティング研修。
アフガニスタン、エジプト、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、シリア、イエメンの
7カ国、8名の人たちが受講。
皆さん、非常に熱心に受講していただけました。
それぞれの国を発展させたいという使命感に満ちているようです。
毎年、中東や東南アジア系の人たちへの研修の仕事をさせていただいていますが、
マーケティングの話をしていて、なかなか理解してもらいにくいなぁということがあります。
それは、市場のセグメンテーションとターゲティング。
「たとえば、皆さんの国の特産品を日本市場で売れるようにするにはどうしたらいいですか?
日本のどんな人たちをターゲットにしますか?」
と聞いて、返ってくるのは、
「日本の子供たちをターゲットにする」とか
「日本の女性をターゲットにする」
という答えだったりします。
日本の子供たちでもどんなニーズを持っている子供たちか、
日本の女性でも、どんな年代で、働いているのか、専業主婦なのか、・・・などなど
もう少し細分化して、ターゲットを明確にしてもらいたいのです。
ただ、日本の企業でもターゲットを絞るというのは、
実務上はなかなか難しいのは実感しています。
国情にかかわらず、まずどんな人たちをお客様にしたいのか、を明確にするのは、
マーケティングとして大切なポイントですね。