ネット通販の生命線=物流(通販を支える物流)
2009年11月17日 ワールドビジネスサテライト
「ネット通販の生命線」より
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/post_220.html
事例1
●地方のネット通販業者のニーズ
・物量が増えると、自社だけで対応しきれない→外部に委託をしたい。
・マーケティングなどの商品開発に力を注ぎたい。
●楽天の対応
・物流代行事業
狙い:物流がネックとなって楽天への出店に二の足を踏んでいる中小企業の出店を促す。
Ex.松山の海鮮物問屋「ワールドシー」
・2004年の開業以来ここ数年で急成長
↓
・物流の負担増
↓
・楽天の物流代行事業を活用
↓
・冷蔵物は松山の本社から直接配送
&
冷凍物は楽天の物流倉庫を経由し配送
↓
・複雑な種類(伊勢エビ、アワビ、イカなど)の同梱が可能化
&
マーケティングなど商品開発に重点化
事例2
Ex.ジャパネットたかた
●消費者のニーズ
・すぐに届けてほしい
●ジャパネットたかたの対応
・広いスペースを確保し、在庫を置いて出荷
・外資ファンドによる巨大物流施設(メガセンター)を利用
高田社長曰く:「一般的には在庫は負債。でも、我々にとっては売れる在庫は負債じゃない」
宇井コメント:番組中、取材に応じる経営者が
「最終的には物流が命」
「地方は物流がネックになっている」
「物流は一番の生命線」 など
物流の重要性を訴えていたのが印象的でした。
消費者の嗜好が多様化する中で、
「身近にないもの、手に入りにくいものがすぐにほしい」というニーズが
高まっているのでしょう。
その分、物流の重要性が増しているのだと思います。
しかし、ジャパネットたかた高田社長の「売れる在庫は負債じゃない」
という発想はすごいですね。
ジャパネットたかたは「目標を持たない」など、常識を覆す発想の経営を
している気がします。
以下、番組を見ながら書いたメモです。