今日、友人が天国へ旅立った。
今日、友人が天国へ旅立った。
1年弱の癌との闘病正解の末の結末。
一昨日、既に意識も朦朧としている友人を見舞ったが、
「人間とはここまで病気と闘えるものなのか」と思えるほどの痕が体に刻まれていた。
まだ39歳。
家族とのこと、友人・知人とのこと、自分自身のこと、まだまだやりたいことが
いっぱいあったろう。
まだ幼い二人の子供の成長も見たかったことだろう。
本当に寂しい。
しかし、理不尽なこととは分かりながらも、どうしても考えてしまう。
もし本当に神様がいるんなら、何でこんなにひどいことをするんだろうって。
あんなに人生に真剣で、あんなに人に優しく、明るい男を先に連れて行かなくてもいいのに!
人の命に重い軽いはないんだろうけど、
他にいるだろうとついつい身勝手なことを考えてしまったりもする。
それと、私にも子供がいるので、どうしても親の立場で考えてしまうが、
子供というのは、当たり前のことだが、赤ちゃんの頃、子供の頃、やんちゃな頃、
全て知っているわけで。
その自分の子が、目の前で衰弱していく姿を見なければいけなかった親の心境は
計り知れない辛さがあったことと思う。
ただただ、今は彼の冥福を祈るばかり。