売れない時代に売る極意~「ガイアの夜明け」から②
昨日、放映されたテレビ東京「ガイアの夜明け」から。
タイトルは、「続・売れない時代に売る極意~異端児たちが仕掛ける仰天戦略」。
その中で紹介されていた分譲住宅の販売で躍進している「ポラス」の話を取り上げたいと思います。
このポラスの成功要因は、「徹底した顧客(ターゲット)の絞込み」。
分譲住宅の販売ターゲットを「32歳」と絞り込んでいる。
なぜ、「32歳」なのか?
32歳という年は、ポラス曰く、
「入社10年目で、地位も年収も安定し、子供のためを思っても家を買ってもいいと思う年頃」
とのこと。
どこに分譲住宅を建てるのかのマーケティング調査は、徹底した現場主義。
社員が、実際に現地に足を運び、アパートなどの自転車や公園を観て回る。
自転車置き場に、子供用の自転車は置いてないか、
公園ではどんな年齢層の親子がいるのか、
などなど。
結果、ポラスでは、2009年度実績で1920棟の契約。
過去最高とのこと。
ターゲットを絞り込め、とはよく言われること。
しかし、絞り込むのも結構勇気がいることなんですよね。
またそのターゲットにどこまで寄り添えるかも、大きなポイントになります。