ワールドカップで適切な目標を考える
ワールドカップ、日本代表がカメルーンに勝って、かなり盛り上がってきましたね。
明日のオランダ戦の視聴率はかなり高くなるのではないでしょうか。
さて、日本代表、どこまでいけたら、うれしいですか?
第1ラウンド(グループリーグ)で1勝?
第1ラウンドで2位までに入り決勝トーナメント進出?
トーナメントで1勝?
ベスト4入り?
準優勝?
はたまた優勝?
また、ここまでいけなかったら、悔しいと思えるのはどこでしょう?
これはあくまでも個人的見解ですが、
やっぱり決勝トーナメントに出られれば、うれしいし、
出られなければ悔しい、って感じですかね。
この「実現できたらめちゃくちゃうれしい」と「達成できなかったらめちゃくちゃ悔しい」が
交差するあたりが、目標としては、高すぎもせず、低すぎもしない適切な目標といえます。
日本の場合、たとえば、優勝できたら、それは、めちゃくちゃうれしいでしょう。
けど、たとえ、優勝できなくてもめちゃくちゃ悔しいとはならないのではないでしょうか。
これがオランダとかアルゼンチンだと優勝できなかったらめちゃくちゃ悔しいとなると思います。
ですから、日本の場合、「優勝」というのは少し高すぎる目標といえるのかもしれません。
では、グループリーグで1勝止まりで決勝トーナメントに進出できなかったら。
それはやっぱり悔しいですよね。
また、1勝できたことで満足、うれしいかといえば、
確かに、カメルーンに勝ったときにはめちゃくちゃうれしかったですが、
それで終わったら、満足、うれしかったとはなりにくいのではないでしょうか。
「トーナメントに出られなかったけど、1勝したんだから十分!」とはならないでしょう。
決勝トーナメントに出て、1勝ぐらいがまずまずの目標といえるのかもしれません。
(あくまでも個人的見解です)
カメルーン戦でゴールを決めた本田圭佑は、ワールドカップ前に、
「実現できるか正直分からないが、実現しようとするかどうかが大事。
僕自身はベスト4ではなくて、優勝を目指してもいいと思う」
と発言していました。
本田にしてみたら、優勝できればめちゃくちゃうれしいし、
ベスト4では悔しいってことなんでしょう。
本田にしてみると、優勝こそが適切な目標なのかもしれません。
(本心は分かりませんが)
まぁ、なんだかんだと理屈っぽいこと書きましたが、
とにかくがんばって、ひとつでも上に行ってほしいですね。
それで、我々が思うような結果を日本代表が残せなかったとしても、
監督や選手たちはみながんばっているわけで、
その結果について、とやかく言えるものではないのかもしれません。