目標を追うのではなく、過去を振り返る
本日は、久しぶり(1週間ぶり)に5km走ってきました。
4月18日に志摩でハーフマラソンを走ってから、すっかりシーズンオフ気分に入ってしまい、
ちょっと怠け気味になってました・・・。
先日、ある社長と食事をしているとき、このマラソンについて、私からこんな話をしました。
「マラソンしていて、私の場合、“あと何キロ”ってことを考えても、
あまりモチベーションは上がらないんですよね。
あと何キロだから頑張ろうとか、あと何キロを何分で走ろうとか、
なぜかそういうのでは気持ちが高まらない。
じゃあ、なにでモチベーションが上がるかって言うと、
しばらく走って、実際に振り向くわけじゃないけど、
『あぁ、あれから10分でこんなに進んだんだぁ』とか、
『あの場所から、ゆっくり走ってきたけど、ここまできたなぁ』とか、
そんな風に走ってきた道のりを振り返るんことで気持ちが高まるんですよ。
マラソンに関しては、そういうほうが、私にとっては、合ってるみたいなんですよね~」
って。
そうしたら、その社長曰く、
「宇井さんが、そう思うってのは、爺(じじい)になった証拠だよ。
だって、爺(じじい)は過去のことよく振り返りたがるじゃん。
昔はこうだった、ああだたって。で、おんなじ話ばっかりしている」
ってことでした。
そうかぁ、気づかんかったけど、爺になったんかなぁ。
まぁ、今年で45歳だからかなぁといいつつ、気持ちはめちゃくちゃ若いつもりなんですけど!
でも、この「今までやってきたことを振り返る」ってのは、
組織内でのモチベーションを上げるうえで、一つの方策としてはあり得ると思うのです。
売上に向けて、あとどれぐらい、だってことだけじゃなく、
売上を上げるために、お客様にこれだけの訪問をしてきた、これだけの見積もりを出してきた、
これだけの提案をしてきた、っていう足跡が見えるようになっている、
そういうのもいいんじゃないかなと思います。
目標を追いかけて達成することではなく、やったことの積み重ねを振り返ることで、
モチベーションを上げられる人もいるはずです。
ちなみに、私のマラソンに関する目標は、とにかく年齢的に長く走り続けることです。
過去を振り返って、「あぁ、もう大会に出始めてから3年になるんだなぁ」って、
思えていたらいいわけです。