当初（2017年当時）、新入社員の育成は、配属部署次第ということであった。うまく教育できる部署は新入社員のモチベーションも上がり、それなりの教育ができていた。しかし、できていない部署は、新入社員を放置状態にしたままであったり、雑用ばかりを任せて新入社員のモチベーションを低下させたりしていた。
社員育成部門が、新入社員へのヒアリングを行ったところ、「教育されている感じがない」、「仕事を任せてもらえていない」、「部署内でのコミュニケーションがなく寂しい」等の返答があった。これではよくないと考えた経営幹部が新入社員育成の仕組みの抜本的な改革を意思決定。社員育成部門から当方に提案を求めていただけた。　　

本件のご相談をさせていただいた時、宇井様からいただけたお言葉は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぜひぜひ(・・・・)、一緒に(・・・)作り上げましょう」でした。初めての取り組みでしたので　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
不安を抱いておりましたが、とても心強く感じたことを思い出します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
また、「活動初期段階は全ての取り組みに関わりますが、徐々に我々事務局だけでも実施できるようになっていただきたい」ともおっしゃっていただき、
単なる受講者への教育だけでなく、我々事務局(教育部署)へ“講師としての教育”も兼ねた進め方に感銘を受けました。現在では50％ほど（？）は宇井様無しでも進めることができるようになりました。
取り組みにおいては、受講者（新入社員や先輩社員）に対して時には厳しく、
時にはユーモアたっぷりで、宇井様ご自身がみんなにとって兄貴の様な存在であり、とても素晴らしいお手本を見せていただけました。感謝申し上げます。