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blog/2020-07-24

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考えるな、感情で仕事をしろ!~Don't think.Feel!

仕事においては、どうしても論理的に
考えることが求められます。
なぜなら、周りの人を巻き込んでいかなければならないから。

論理的ではなく、感情で語っても、
なかなか周りの人を巻き込みにくい。

例えば、こんな感じ。

部下が上司に提案をしたとします。

「こんなことをやってみたいです」
と。

その提案に対して、

上司から「なぜ、それをやりたいんだ?」

と聞かれたとしましょう。

もし、その時に提案者である部下が、
こんな反応をしたとしたらどうでしょう?

「えっ、なぜ、やりたいか、ですか?

 う~ん、私がやりたいからやりたいんです!

 ダメですか?」

もしくは、

「面白そうだから、やりたいんです!」

「好きだからやりたいんです」

「こんな経験があって、
 そのとき悔しい思いをしたからです」

とか・・・。

これは、提案の理由・背景が
自分の好きとか嫌いとかの感情によるもので、
論理的思考ではなく情緒的思考。

恐らく、上司しては、
なかなか「Go」とは言いにくいでしょう。

上司の立場でなくても、この提案を聞いた人が納得して、
協力してくれることは、あまり期待できないと思います。

逆に論理的に答えるとしたら、
こんな感じになります。

上司:「なぜ、それをやりたいんだ?」

部下:「なぜなら、理由は3つあります。

    一つ目は、○○、
    二つ目は、××、
    三つ目は、△△です。」

上司:「それは本当なのか?」

部下:「本当です。一つ目の○○に関しては、
    こんなデータがあります。

    このデータからすると・・・と言えます。

    二つ目の××に関しては、
    事実、お客様からこんな声をいただいております。

    三つ目の○○については、こんな事例があります」。

論理的思考とは、「なぜ?」に対して、

「客観的な事実・事例・データ」で

理由・背景を示す思考パターンなのです。

組織においては、どうしても周りの人を
巻き込んで仕事をせざるを得ず、

そのためには情緒的思考ではなく、
論理的思考が求められるケースが多くなります。

しかし、しかしです・・・

仕事は論理的思考だけでうまくいくかと言ったら、
そうではない。

それがまた仕事の面白さでしょう。

やはり人間が行うことですから、
そこに感情が介在するわけです。

7月21日(火)の日本経済新聞にこんな記事がありました。

「水道工事業を営む会社が開発したスーツ型の作業着が、
いま、アパレル業界で非常に注目を集めている。」

ワークウェアスーツ

https://www.workwearsuit.com/

この開発のきっかけはこんなことだったそうです。

とある女性社員が水道工事会社で働き始めた頃、
東京・丸の内ですれ違った大学時代の友人に
声を掛けるのをためらった。

ビジネス街に溶け込んだ相手に気後れした。

自分が作業着を着ていたから・・・。

そこで、その女性社員が考えたのが、

「デートに着ていけるぐらいの作業着を作りたい」

ということ。

新聞には次のようなことまでは書いてありませんでしたが、

その女性社員が会社に提案した場面は
こんな感じだったのではないでしょうか?

女性社員:
「デートに着ていけるぐらいの作業着を作りたいんです」

上司:
「なぜだ?」

女性社員:
「悔しい思いをしたんです。
 先日、丸の内で友人を見かけたんですが・・・」

完全に情緒的です。

以下のような論理的な提案ではなかったと思います。

女性社員:
「理由は、若い人たちの間で仕事着のカジュアル化が
進んでいるからです。

スーツを外出のたびに丸洗いして、
2~3着で着回したい人が増えているんです。」

上司:
「本当か?」

女性社員:
「本当です。このデータを見てください。
それと、実際にアンケートを取った結果もあります」

この女性社員にしてみたら、
世の中の動きがこうだから、
どうしても開発したいんだという
モチベーションよりは、

悔しい思いをした、その時に閃いた「作業着スーツ」・・・

悔しさを晴らしたいし、作業着スーツなんてあったら、
自分だったら嬉しい・・・

面白そう・・・

何としても形にしてみたい・・・

そんなところからのモチベーションが
大きかったのではないかと思います。

心理学的に言うと、

「情緒的思考の傾向が強い人の方が、
危機的状況においては、力を発揮する」

とも言われています。

結果、2018年にブランドを立ち上げ、
2019年度は売上3億円を達成しているそうです。

2020年度は売上10億円を見込んでもいるようです。

論理的思考と情緒的思考を兼ね備え、
それを使い分けられる。

これが大事なんだろうと思います。

それと、もう一つ大事なことがあるとしたら、

情緒的思考による提案を
受け止められる組織風土や上司の力量ですね。



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